岩手県ボクシング連盟
第63回岩手県高校新人大会ボクシング競技が、令和4年10月28日(金)~30日(日)、盛岡市の都南体育館で行われました。大会は、男子1部・2部、女子1部・2部、シャドウの部で行われ、学校対抗は、男子が水沢工業高校(3年連続12回目)、女子は盛岡南高校(3年連続3回目)が、それぞれ4階級、5階級を制して優勝しました。
男子の1部と2部、女子の1部優勝者は、来年1月に秋田市で行われる東北高校新人大会に出場します。次は全国高校選抜大会出場を目指し、岩手のチャンピオンたちの活躍に期待しています。
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第27回東北地区大学秋季トーナメント大会が、令和4年10月23日(日)、宮城県仙台市の東北学院大学ボクシング場で行われました。コロナ禍以降3年ぶりとなる同大会に、本県からはL級の飯田龍之介君とW級の菊田晴也君の、岩手大学勢2名が参加しました。ともにデビュー戦の2人は緊張が隠しきれず、決勝となった初戦で残念ながら破れてしまいましたが、リングに上がり戦う姿は立派でした。今後、国公立大学大会(12月・神奈川)もありますので、チャレンジを続けていって欲しいと思います。
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第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」ボクシング競技は、10月6日~10日、栃木県日光市の大沢体育館で行われました。本県からは、ミニ国体を1位で通過した成年男子チームが出場しました。選手5名全員が関東大学リーグ1部校に所属する本県選手団の精鋭たちは、以下の通りです。
監督 八重樫剛(花巻農高教)
セコンド 辰柳祐司(黒沢尻工高教)
LF級 鈴木義人(東洋大=水沢工高卒)
F級 及川迅哉(日本大=黒沢尻工高卒)
L級 及川天斗(拓殖大=黒沢尻工高卒)
LW級 藤田大夢(拓殖大=江南義塾盛岡高卒)
M級 鳥谷部魁(拓殖大=黒沢尻工高卒)
試合結果は、M級の鳥谷部魁選手が見事優勝!初戦の激戦を制した後、波に乗って一気に頂点へと駆け上がりました。鳥谷部選手自身、初の全国制覇。県勢としても国体を制したのは、第73回の福井国体(平成30年)成年男子M級・梅村錬選手(拓大=江南義塾盛岡高校卒)以来となる快挙です。次は11月の全日本選手権、この勢いでパリ五輪候補へ名乗りを上げてください。
インターハイ、全日本女子、全日本マス、国体と、今年度、エントリーした全国大会全てでメダルを獲得している岩手ボクシングチーム、選手の皆さんの健闘に感謝です。
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第2回全日本マスボクシング選手権大会が、令和4年9月23日(金)~25日(日)、青森市の中央学院大学体育館で行われました。本県からは9名もの選手が参加し、パンチが当たると減点というボクシングとは真逆のルールで危険性が低いため、真剣な中にも和気あいあいとした熱戦が繰り広げられました。
本県からは、最終日の決勝のリングに4選手が登場、エリートアドバンス(18-45歳)女子160cm超級・清水絵理選手(花巻協会)が見事優勝、ユース男子165cm級・金澤遥斗選手(水沢工業高校)とユース男子165cm超級・片岡理音選手(水沢工業高校)、シニアアドバンスU-60男子165cm超級・比護忍選手(岩手県連盟)が第2位に輝きました。
生涯スポーツとしての普及を目的に開催されている同大会、来年も多くの選手のチャレンジをお持ちしています。選手の皆さん、お疲れさまでした。
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2022全日本選手権の東北ブロック予選が、令和4年9月23日(金)~24日(土)、青森市の青森中央学院大学体育館で行われました。本県からは、及川孝二監督(花巻協会)、佐々木光二コーチ(奥州協会)、選手5名が参加しました。
その結果、Min級・鈴木義人選手(東洋大=水沢工高卒)、LW級・藤田大夢選手(拓殖大=江南義塾盛岡高卒)、M級・鳥谷部魁選手(拓殖大=黒沢尻工高卒)が見事優勝、11月に東京で行われる全日本選手権への切符を手にしました。パリ五輪へ向け重要な選考大会になる今年度の全日本選手権、本県3選手の活躍を期待しています。
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第1回全日本女子ジュニアボクシング選手権(これまでの全日本女子ボクシング選手権ジュニアの部より分離)が、令和4年9月15日(木)~19日(月)、北海道紋別市の紋別市スポーツセンターで行われました。本県選手団は、長内亮監督(盛岡南高校)を筆頭にP級~L級までの6階級6名で編成(盛岡南高校4名、花巻農業高校1名、黒沢尻工業高校1名)、全国の戦いに挑みました。
大会1日目はP級・金田夕貴さん(盛岡南高校)が早川選手(栃木)に5-0のポイント勝ち、見事初戦を突破しました。LF級・金田咲貴さん(盛岡眠枚高校)は第1シードの利根川選手(富山)と激闘を展開するも、惜しくも敗れました。
大会2日目は、P級・金田夕貴さんは岩谷選手(東京)に5-0のポイント勝ち、L級・高見夏姫さん(盛岡南高校)は小島選手(新潟)にRSC勝ちでそれぞれ準決勝進出、Fe級・昆千花さん(盛岡南高校)は盛田選手(宮崎)にRSC勝ちし準々決勝進出を果たしました。F級・齋藤妃咲さん(黒沢尻工業高校)は山田選手(大分)にRSCで敗れ、B級・柳田琴美さん(花巻農業高校)は堤選手(宮崎)に0-5のポイント敗れました。
大会3日目は、残りの準々決勝が行われ、Fe級・昆千花さん(盛岡南高校)がメダル獲得に挑みます。
大会4日目の準決勝には盛岡南高校勢3人が登場、P級・金田夕貴さんは小川選手(岐阜)に4-1のポイント勝ち、Fe級・昆千花さんは岡山選手(兵庫)に0-5のポイント負け、L級・高見夏姫さんは白井選手(群馬)にRSCで敗れました。P級・金田さんは、2019年の住吉こゆきさん(専大北上高校)以来の決勝進出です。
大会最終日は全階級の決勝が行われ、そのオープニングバウトにP級・金田夕貴さん(盛岡南高校)が登場、堤選手(三重)と対戦しました。試合は、初回に1-4と割れる拮抗した展開。しかし、次第に押されはじめ、時折強烈にヒットする右クロスカウンターが会場を沸かせましたが単発に終わり、結局0-5の判定で敗れました。残念ながら、照井望友さん(花巻農業高校)以来となる8年ぶりの高校女王誕生はなりませんでいたが、堂々の銀メダル、その栄光と頑張りをたたえたいと思います。
インターハイに続く今大会での県勢の大活躍、来週行われる全日本マス大会(青森)にも繋げましょう。
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